台湾ってどこの国? 実は「台湾」は国の名前ではない!

台湾ってどこの国のことかわかりますか?「台湾」って名前は、実は国の名前ではないんです。

台湾とは、台湾島をはじめその周辺の地域を示す名前です。

日本で言うと、「淡路島」や「淡路」といったイメージでしょうか。

では、、、台湾を治めている国っていったいどこなんでしょうか?!

意外なところが統治しているので、ぜひここで知識を増やしていってくださいね。

台湾はどこの国かを知る

問題

それでは、クイズ形式で進めたいと思います。

まずは、今あなたの中なる知識で答えてみましょう!

問題 台湾ってどこの国のことですか?

  1. 中華人民共和国の一部
  2. イギリス等の複数の植民地
  3. 今の中国に倒された人たちの国
  4. 国際連合が特別に認めた統治国のない地域

では、10~30代1,000人の回答結果を見てみましょう。

実際のみんなの答えはこんな感じで意見が分かれました。

  • 30% 中華人民共和国の一つの省
  • 12% イギリス等の複数の植民地
  • 16% 今の中国に倒された人たちの国
  • 42% 国際連合が特別に認めた統治国のない地域

回答&解説

ダントツで多かったのが「国際連合が特別に認めた統治国のない地域」ですね。

ほとんどの人が、統治国家がないという認識でした。

いえいえ、もちろん統治している国はありますよ。

正解は、、、

③今の中国に倒された人たちの国

なんです。

台湾は、現在の中国である「中華人民共和国」の一部ではありません。

その中華人民共和国によって倒された、「中華民国」という国なんです。

中華民国は、今の中華人民共和国の前に中国を統治していた国ですね。

なので名前は似ていますが、「中華人民共和国」と「中華民国」は全く別の国なんです。

そして、内戦の末、敗北した中華民国の人たちが中国本土から追い出されて、たどり着いたところが「台湾」だったわけですね。

そして台湾を舞台に、現在もなお「中華民国」は生き続けているのです。

台湾は、元々日本が統治していたのに、なぜ中華民国が台湾に逃亡することができたかというと、日本は第二次世界大戦による敗北で、台湾の統治権が当時の中国本土を統治していた中華民国に良いタイミングで戻っていたんですね。

なので、大陸を追い出された中華民国がそこに行くことができたのです。

国際社会における台湾

台湾は国家として認められていない!?

実は。中華民国を国家として認めている国は、世界中でったったの17ヶ国だけなんです。

大半の国が承認していません。

なぜなら、中華民国と中華人民共和国は、どちらも「中国の正統政府」を主張しているので、両方とも国家として認めてしまうと、中国を統治する国家が2つ存在してしまうことになるからです。

実際、国際社会的には明らかに中国を統治しているのが「中華人民共和国」なので、その17ヶ国以外は、中華人民共和国の方を中国の国家として認めています。

日本も、もちろん中華人民共和国を国家として承認しているので、台湾の中華民国を国家として認めていません。

しかも、、、なんと、台湾と国交自体がありません!

これだけ台湾と仲が良い日本ですが、実は政治的には国家と認めていないんですね。

なので、国際スポーツ大会では「中華民国代表」という言葉は使われることはありませんね。そのかわりに「チャイニーズ台北」等といった言葉が使われています。

台湾は孤立していない?

日本は台湾と国交がないので、大使館といった外交機関はもちろんありません。

こういった国家と認められていない国がたくさんある台湾の中華民国ですが、皆さん知ってのとおり孤立しているわけではありません。

日本では、利益代表部といった部門が大使館の代わりのように機能しており、なんだかんだ交流はあるんです。

民間レベルではとても交流がある国が多いので、国際社会の中でも現在の立場を保つことができています。

親日派が多い台湾

先ほど話したように、台湾は、日本が第二次世界大戦で敗戦するまで何十年も日本の統治下でした。

当時は多少おいたもしたようなので、台湾の人は歴史的には日本を恨んでいるのでは、、、と考えてしまいそうですね。

ですが実際のところは、台湾は親日家が多いことで知られています。

その理由は、日本統治下時代にさかのぼります。

日本統治時代、長い時間をかけて台湾の鉄道やダムと、学校教育といったインフラを徹底強化しました。

そしてそのインフラが整備した後、日本は敗戦で撤退しました。

日本撤退後の台湾は、日本が築いてきた社会基盤であるインフラを使って、経済は大きく発展しました。

強固なインフラがあれば、社会は効率よく動いていきますね!

このことにより、今の台湾があるのは日本のおかげと思っているお年寄りの方が多いようです。

お年寄りが日本に好印象だったら、その人たちが育ててきた息子、孫たちはもちろん日本に対してよいイメージを持ちますよね。

また、伝わる話だけではなく、台湾に日本の製品はクオリティが高いし、海外旅行として行った日本の質のサービスの高さにとても驚くことが多いようです。

なので日本に対しては尊敬のイメージで接してくれているようです。

また、まだ記憶に新しい、1999年のM7.7の台湾での震災の際は、日本は大きな支援をして、台湾の復興に大きな手助けとなったことは、かなり恩義に感じてくれているようです。

そして、日本でのあの東北での震災の際は、そのお返しとして台湾からたくさんの救援物資などの支援が届いたそうです。

もう一つ特筆すべきことがあります。

台湾は、どこかの国と違ってスポーツでも紳士的な国ですよね。

東京ドームで行われたWBCのアジア予選では、日本に負けたにもかかわらず、マウンドで綺麗な円陣をつくり、深々と一礼をして去った姿は、野球ファンならずとも感動を覚えましたよね。

こうして、日本と台湾は歴史的にはいろいろあったものの、良い関係を築くことができてきました。