「コンポーザー」って意味は分かりますか?
ある職業のことなのですが、あまり聞きなれないし、実はほとんどの人が意味を理解していないんです。
今回は「コンポーザー」について、わかりやすく1分でまとめました。
1分解説
「コンポーザー」の意味
作曲家。
byデジタル大辞泉
「composer」と書きます。
「コンポーザー」の解説
音楽を作る人のこと(作曲家)を指します。
誰もが知っている、バッハやモーツァルトやベートーベンも、実はコンポーザーなんですね。
坂本龍一や小室哲也もコンポーザーとして有名ですね。
ですが、音楽制作において制作パートは分業制であることが多いので、コンポーザーが音楽の何を担当しているかは意外に分かりにくいものです。
例えば流行歌のような場合、クレジットに「作詞者」「作曲者」「編曲者」の3つが書かれていますよね。
この3つの役職は、このようなパートを制作しています。
- 作詞=歌詞を作る人
- 作曲=メロディを作る人
- 編曲=アレンジする人(楽器部分を作る)
この中だとコンポーザーは、メロディを作る「作曲」を担当します。
編曲する人は、「アレンジャー」と呼ばれるので、基本的に「編曲」はコンポーザーの仕事には含まれません。
アレンジャーの仕事を知りたい方は、コチラで詳しくまとめています。
ですが、映画やゲームの劇伴のように、メロディが歌ではなく楽器で奏でる場合、ちょっとコンポーザーが担当する音楽制作の境目が変わってきます。
まず「劇伴」とは何かを、詳しく説明しておきますね。
例えば、映画でとても強い敵と戦うシーンになると、カッコイイオーケストラが鳴ったりして、とてもシーンを盛り上げてくれますよね。
有名なので言うと、スターウォーズでダースベイダーが登場すると、「ダーダーダー、ダーダダーン」と有名な楽曲が流れますよね。
この時流れる音楽のことを”劇伴”と言います。
いわゆる、サントラに収録されるような音楽のことだと思ってください。
この場合のコンポーザーは、作曲だけでなく、編曲まで担当することになります。
1人でオーケストラなどの編曲を仕上げたり、シンセなどを使って打ち込みで全て制作してしまうイメージですね。
これは、流行歌と違って、メロディが歌でなく楽器で奏でるためであるかもしれません。
なので、一概にコンポーザーと言っても、仕事内容によってはどこまで担当するかは微妙に変わってきます。
ただ、仕事を担当しても、日本語訳は「作曲家」から変わることはありません。
もっと理解を深めるための雑学