「純潔」ってとても良く聞く言葉ですね!
ですが、意味ははっきりとわからない、、、という人が多いんです。
良いイメージの言葉なのは分かりますが、ちょっとあいまいな言葉ですよね。
今回は「純潔」について、1分で分かりやすく読めるようにまとめてみました。
1分解説
「純潔」の意味
主な意味は2つあります。
ほとんどの場合が②の意味で使われるので、今回はこちらを重点的に説明していきたいと思います。
①けがれがなく心が清らかなこと。また、そのさま。
②異性との性的なまじわりがなく心身が清らかなこと。
byデジタル大辞泉
「純潔」の使い方/解説
①けがれがなく心が清らかなこと。
けがれが無く、心が清らかなことです。
こんな状態は、誰もが一度はあこがれますよね。
ですが、、、イマイチピンとこなくはないですか?
①の意味での対義語が「不潔」なので、”不潔の真逆の人”と思えば割とイメージがつきやすくなるのではと思います。
②異性との性的なまじわりがなく心身が清らかなこと。
配偶者以外の人と、性的関係を持たない状態のことを言います。
このこって、道徳的・人道的な意味が強いですよね。
その”道徳的・人道的”に純潔な状態を保とうとすることを「貞操」と言います。
「純潔」と「貞操」の使い分け
「純潔」と「貞操」は、このようにかなり似た言葉です。
どちらも、「配偶者以外と性的な交わりを持たない」という意味ですね。
きっちり使い分けできるように、まず、辞書での意味を比べてみましょう。
「純潔」=異性との性的なまじわりがなく心身が清らかなこと。
「貞操」=性に関するルールの遵守。性的純潔なこと。
「純潔」は、配偶者以外と関係が無い”状態”を指すことに対して、「貞操」とは、配偶者以外とは性的関係を持つべきではない、そういったことをルールとしてしっかり守る”意思”や、”道徳”的な見方が強いと推測されますね!
「貞操観念」という言葉はよく使われますが、「純潔観念」という言葉はありませんね。
こういったところが使い分けのポイントになってきます。
類語・対義語
類語
対義語
- 不潔
- 淫乱
①の意味での対義語は、「不潔」ですね。
②の意味での対義語は、正式なものは無いようですが、「淫乱」といった配偶者以外の人とみだらな行為をおこなったりする意味の言葉になると思われます。
もっと理解を深めるための雑学