「クリエーター」って、誰もが憧れる職業のひとつだと思います。
ですが、普段何をしているかピンときにくいですよね。
どんな仕事かがイメージしにくいと思います。
今回は「クリエーター」について、分かりやすく1分で読めるようにまとめてみました。
1分解説
「クリエーター」の意味
創造的な仕事をしている人。創造者。創作家。
byデジタル大辞泉
英語では「creator」と書きます。
「クリエーター」の解説
クリエーターって、モノを作り出す仕事をする人のことです。
ですが、モノをつくり出すというと、工場で働いている製造業の人も同じじゃないの?とよく聞かれることがあります。
確かに、両方とも「つくる」という意味では同じですね。
ですが、両者の違いはこのようになります。
- すでに設計された製品を、マニュアル通りに”つくる”
- その人だけが生み出せるものを、作品として”つくる”
製造業の人は、マニュアルがあるので、それに沿って順々に製品を仕上げていく仕事ですね。
クリエーターは、音楽やデザインなど、”世界でたった1つしかない”作品(商品)をつくっていく仕事です。
音楽クリエーターやデザイナーは、出来上がった地点で、その作品(商品)は唯一無二のものだと思います。
例えば、作曲家が作った楽曲は、同じ曲は世の中に存在しません。
(2つあれば、パクリとなって大問題になってしまいます><)
つまり、”0(ゼロ)から1をつくる仕事”ということですね。
マニュアルがあれば、それに沿って作っていけばよいですが、マニュアルなく作っていくには生みの苦しみがあり、つらく悩んで、ようやく作品が出来上がります。
ですがその分、音楽などの分野では”著作権”といった形で権利は守られてゆきます。
このようなに、「世の中に1つしかない作品(商品)」を作る仕事をする人が「クリエーター」と呼ばれます。
クリエーターの”つくる”とはどんな漢字?
一般的に”つくる”と言えば、「作る」か「造る」という漢字が使われますね。
ですが、クリエーターの”つくる”はまた別の漢字で、「創る」という言葉が使われます。
この「創る」という言葉は、”神が世界を創った”などという時に使われ、まさに”0(ゼロ)から1”を「つくる」という意味の言葉です。
ややスケールが大きくなりましたが、この漢字が使われることが多いです。
もっと理解を深めるための雑学
クリエーターってどんな仕事があるの?
クリエーターと呼ばれる仕事を集めてみました。
- 作曲家
- デザイナー
- 映像(CG)クリエーター
- ゲームクリエーター
- WEBデザイナー
- コピーライター
- CADオペレーター
- 写真家
大体このような人たちがクリエーターと呼ばれます。
ですが、”0(ゼロ)から1”をつくりだす仕事だとしても、たとえば青色発光ダイーオードを作った人や、新しいテクノロジーやシステムを開発した人は、何故かクリエーターとは言いません。
不思議なことに、クリエーターとは、主にエンタテインメント分野に特化した呼ばれ方をしている印象はあります。
なので、エンタメ系の仕事に関わってるだけで、「あっ、クリエーターさんね!」と誤解されることもあったりします。
エンタメ系の仕事が、一般的なイメージとして、流行をつくりだす、人と違ったことをするということがあるかもしれません。
また、”憧れ”の職業だからそのように呼ばれるのかもしれません。
”クリエーター”=”憧れの職業”というこうずは、根強く存在しているようです。