インフルエンサーとは? 意味と使い方を、1分でわかりやすく解説

すでに一般的な言葉となりつつある「インフルエンサー」という言葉。乃木坂46の楽曲で一躍有名になりましたね。

でも実は意味があやふやで、、、という人はとても多いんです。

今更人に聞けない、、、という人のために、1分でわかるようにまとめました。

インフルエンサーって何?

わかりやすく説明

まず、一言で言うと「世間に影響力を与える人物」のことです。

特に、SNSをはじめとするネットでの発言で、消費者に特に大きな影響を与える人のことを指して言います。

具体的に言うと、人気・知名度のある芸人やタレントやスポーツ選手をはじめ、あるコミュニティでカリスマ的な人気のある人、近年では人気youtuberといった新しいジャンルの人も含まれます。

また、人気者や有名人でなくても、SNSでたくさんのフォロワーがいるオピニオンリーダー的な人もそう呼ばれることがあります。

なぜインフルエンサーが注目されるの?

テレビからSNSへ

なぜ、突然インフルエンサーが注目されてきたのでしょうか?それは、私たちの生活においてSNSの比重がとても多くなってきたからです。

これまでは、最も影響のあるメディアが”テレビ”だったのですが、現在の若者はネットが中心となってきていて、テレビ業界では若者のテレビ離れが深刻な問題となっています。

その分SNSが強い力を持ってきていて、今はテレビと同じか、場合によってはそれ以上に影響を与えるような時代になってきたのです。

企業としては、莫大な費用のかかるテレビCMに比べ、安価で直接的に効果の見込めるSNSでの広告はとても魅力的でした。

このようにして、爆発的にインフルエンサーマーケティングが広がっていきました。

インフルエンサーの弊害

消費行動に大きな影響を与えるのですが、発せられた情報が本当かどうかの確証はもちろんありません。

怖いことですが、、、それがウソや過大広告であっても大きな影響を与えてしまいます。

自分が信頼している人が発している情報なので、消費者はつい鵜呑みにしてしまうのですね。好きな人が言う言葉は何でも信じてしまう心理です。

その結果、ヤラセ投稿やステルスマーケティング(ステマ)といった弊害も生まれてくることもありました。

インフルエンサーになるには?

インフルエンサーの定義

インフルエンサーになりたいと思う人はとても多いです。

全然有名なタレントでなくても、SNSでフォロワーが多く、特定の人たちに影響力があれば”インフルエンサー”と呼ばれることは可能です。

でも、どのラインからインフルエンサーになるかは明確なラインや定義はありません。

ツイッターでフォロワーが10人でもいれば、その人たちの購買意欲に影響を与えることがあればそう呼ばれるかもしれませんし、自分でインフルエンサーだと言えば成立してしまうといえば成立してしまいます笑

インフルエンサーで活躍するためのメディア

インフルエンサーになるためには、SNSでたくさんのフォロワーが必要となります。2019年においては、下記のメディアが中心となっています。

なので、これらでできるだけたくさんのフォロワーを集める必要があります。

  • Facebook
  • Instagram
  • Twitter
  • YouTube
  • ブログ(アメブロ、はてなブログ)

インフルエンサーの影響力

インフルエンサーとして有名なのは、女性に絶大な影響力を当たるローラや小池栄子ですね。

特に小池栄子が紹介した商品は、SNS投稿後は瞬く間に売り切れになったという事例があるように、やはり影響力は計り知れません。

インフルエンサーに来る仕事

商品のPR

メーカーから依頼があって、商品を使ったり着ているところをSNSにあげてほしいと依頼が来ます。大好きな芸能人が着ている服とか靴とかだったら、つい買いたくなってしまいますよね。

体験談の宣伝

脱毛やエステなどは、商品ではないので身につけたりしている画像をアップすることはできません。なので、体験したことの感想や効果のわかる画像をSNSに掲載したりします。

どのくらいの人が、「インフルエンサー」の意味を正確に知ってるの?

では、どのくらいの人が正確に意味を知っているのでしょうか?

10~30代の男女1500人にアンケートを取ってみました。

2019年4月現在

  • 50% 正確に意味を知っている
  • 29% あやふやだけど、何となくわかる
  • 21% わからない

※10~30代の男女1500人にアンケート

2019年4月の段階では、半数の人が正確に理解できているようです。

この言葉は、もう広く一般的になってきているんですね。

インフルエンサー雑学

インフルエンサーとインフルエンザ

「インフルエンサー」と聞いた時、「インフルエンザ」を思い起こした人はいませんか?

インフルエンザとは、感染すると高熱がでて治るまで1週間ほどかかります。

しかも感染力が強く、1人でも感染者がいるとそのまわりに感染を広めてしまい、結果として日本中にインフルエンザが蔓延していまう、、、

あれ?

日本中に蔓延!?

これって、まったくインフルエンサーと同じではないでしょうか?

そうなんです。

実は、「インフルエンサー」と「インフルエンザ」は、語源が同じなんです。

「影響を与える」という語源が共通しています。

インフルエンサーは、「インフルエンス(influence)」が語源となっており、インフルエンザは、イタリア語の「インフルエンツァ(influenza)」が語源です。

両者はまったく違う意味の言葉ですが、先祖は同じなんですね笑