「洋」と聞いてどんなイメージを持ちますか?
”太平洋””大西洋”という何かと一緒に使われることが多いのであまり単語で、「洋」だけではほとんど使いませんね。
ですがこの「洋」には幅広い意味が隠されています。
今回は、この”洋”について、わかりやすく1分で説明したいと思います。
1分解説
「洋」の意味
大きく広い海。
限りなく広く大きなさま。満ち溢れるさま。
「灘」の読み方
音読み | ヨウ |
訓読み | うみ、なだ、ひろ(い)【非常用】 |
「洋」の使い方/解説
海としての「洋」
洋とは、”大陸”のように、限りなく広く大きな”海”に付けられる名前です。
「太平洋」「大西洋」のように大きな海ですね。
地域・文化圏区分としての「洋」
海だけでなく、地域や文化圏の区分としても使われることがあります。
これも言葉の意味どおりかなり大きな区分で、「西洋」「東洋」というように世界を文化圏で2分する意味でも使われます。
海外(西洋)としての「洋」
また、上記のように「東洋」「西洋」といった西や東などの地域を表す言葉がついた場合、その地域のことを指しますが、「洋」だけの場合は「西洋」のことを意味します。
例えば「洋楽」「洋物」「洋書」「洋館」というと、西洋の音楽や作品を指しますよね。
類語・対義語
類語
- 大海
- 大洋
正式ではありませんが、「海」としての類語は、”広い海”という意味がある「大海」「大洋」といったところになるでしょうか。
対義語
- 和
「海」としての対義語は、特に適当なものは見つかりませんでした。
「洋」は西洋のことをさすので、日本の「和」が対義語となります。
もっと理解を深めるための雑学
名前に使われることが多い
「洋」という言葉を最も見かけるのは”名前”ですね。
「広大な様子」「限りなく広がるさま」「満ち溢れるさま」という意味があるので、命名にはとても使いやすいです。
「ヨウ」「ひろ」といった読み方で使われます。
「洋」一文字だけで、男性なら「ヒロシ」、女性では少ないですが「うみ」と読む人も多いです。
大洋を意味する
「洋」は、大きな海「大洋」を意味します。
太平洋、大西洋、インド洋を”三大洋”と呼び、北極海、南極海を加えて”五大洋”と呼びます。